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日本とスウェーデンの「歯の残存数の違い」
日本でも予防の意識は高まってきていますが、2018年の厚生労働省による歯科実態調査では、日本で予防歯科を利用しているのはわずか2%の人に過ぎなかったというデータがあります。一方、歯科先進国であるスウェーデンでは同年の予防利用者は98%でした。
そしてその差は歯の健康維持に明確に表れており、80歳時点での歯の残存数は日本では13本なのに、スウェーデンでは21本も残せているのです。
日本では、高齢の人が入れ歯を利用するのは普通のことと思われていますが、しっかり予防に取り組めば歯は健康に残すことができます。ぜひこの機会に、当院の検診を利用して、お口の健康を維持する生活を始めましょう。