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根管治療のセミナー参加
GWに名古屋で開催された『根管治療セミナー』に参加し、最新のNi-Tiファイルを学んでまいりました。
根管治療とは、歯の内部組織(神経など)に入った細菌を除去し、痛みや腫れといった症状を取り除く治療です。
一般的に「リーマー」という硬い針のような器具を使用します。
当院ではさらに「マイクロスコープ」「Ni-Tiファイル」の2つを使用します。
「マイクロスコープ」は歯科用顕微鏡のことで、20倍に視野拡大することで根の中を鮮明に把握することができ裸眼では見落としてしまう汚れも確認しやすいものです。
尚、全国普及率は約10%の設備になります。
「Ni-Tiファイル」は丈夫で柔らかくしなる性質があり、根の形に添って先端までキレイに感染部分を除去できる器具です。
リーマーと違い、Ni-Tiファイルは根の負担を最小限に治療することができます。
患者様オリジナルの根の形を最大限温存することができ、治療後長期的に機能する根を残すことができます。
当院では「できるだけ歯を残す」という信念のもと診療をおこなっています。
今回のセミナーでは歯を長持ちさせるための正しい診断と精密な治療の提供について知識をさらに深めることができました。
Ni-Tiファイルは数年前より保険適応となっていますが、その素材も進歩しており現在第5世代まで成長しております。 日々アップロードしていく歯科医療をご提供できるよう、常に精進してまいります!
セミナーで学んだことを活かして、今後出来る限り多くの患者様により良い治療を提供していけたらと思いますので、 根管治療を有田市でお探しの方はぜひ大浦歯科医院にお越しください。