症例紹介

『歯医者が苦手で放置していたため、今回は頑張って治したい』
と、決心を決めて来院していただいた患者様です。

いろいろ治療を頑張ってきた跡（治療痕）が確認できます。
虫歯や歯周病など部分的に治療をすすめられてきたようです。
口腔内は絶妙なバランスのもとなりたっているため、ズレを修正する必要があります。
（ズレを修正せず治療をすすめることは危険です）

当院ではその場しのぎの治療ではなく、できるだけ長持ちする治療を提供する医院です。
①現在何が困っているのか？
②その原因はなにか？
③根本的に解決するにはどうすればいいか？
④再発を防ぐにはどうすればいいのか？
⑤このままだとどうなるか？
など、患者様と細かくお話をさせていただき、治療のゴールを決めていきます。

今回の患者様は、長年にわたる咬合（顎の位置）のズレがあるため、奥歯のスペースがなくなっていました。

（黄色線が上顎の歯⇒下の歯茎に噛みこんでいる）

歯周病治療、顎位の回復、補綴治療などを行いました。

（左：治療後平面がそろっている　　右：治療前平面がずれている）

歯にはそれぞれ役割があります。簡単に説明しますと前歯は横動き、奥歯は縦動きのように仕事が割り振られています。
その役割分担が崩壊してしまうと歯はどんどん疲れてしまい、崩壊していきます。
今回のお口も歯の役割分担が崩壊していたため、バランスが壊れてしまっていたようです。

それぞれの歯の状況を把握、咬合診断（模型分析）、発音診査などを行うことで以前の口腔内（健康な歯があったころ）を再現することができます。

よく噛めない、白くしたい、歯が欲しいなど患者様の希望に合わせた治療計画のご相談は有田市の大浦歯科医院までお気軽にお問い合わせください。