症例紹介

『骨がないからインプラントは諦めてます、、、』
『インプラントはできないと言われた、、、』
と患者様からご相談されることがよくあります。

現在は技術の発展に伴い、骨を移植したり、骨の再生を促す薬剤を使用して骨を新たに作ったり、という治療法が確立されています。これを「骨増生（GBR）」といいます。

今回の患者様も「骨増生」を行いインプラントを諦めずにすんだ症例です。

歯根破折を長期間放置していたため広範囲にわたり骨がなくなっていました。

【歯（青）が骨（黄）から遊離している】

残念ながら歯は保存不可能であり抜歯と診断。
インプラント治療を希望されましたので、インプラント抜歯即時埋入を行いました。
抜歯と同時にインプラントを行うことで、治療期間の大幅な短縮、手術回数を最小限にすることができる手術方法です。

術後４年、骨がしっかりできていることが確認できます。

【術直後：黄色が残っている骨】

【術後４年：インプラント全周で増骨（紫）が維持できている】

今回は抜歯と同時にインプラントを行いましたので骨の回復ができました。
が、ただ抜歯をするだけでは骨は回復しません。

インプラントを行わない場合でも、リッジブリザベーション（歯槽堤保存術）といい、抜歯をすると同時に骨が減らないようにすることもできます。

当院では様々な症例に対応できるよう、歯科用CT、専用外科機材、インプラント認定医がいますのでご安心ください。

患者様の希望に合わせた治療計画のご相談は有田市の大浦歯科医院までお気軽にお問い合わせください。

☞当院のインプラントについて